ブラストとは?

ブラストとは?防錆管理士 油片賢吉

防錆管理士とは?

防錆管理士は、一般社団法人日本防錆技術協会 が実施する防錆技術学校において、防錆管理士認定基準に達するとともに、筆記試験及び防錆管理士認定論文審査に合格した修業者に授与される資格です。建築 物や工業装置など金属の防錆技術の専門家として、腐食や錆びによる金属製品の劣化や事故防止に関する業務を行うことができます。
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金属をはじめ、あらゆる素材の表面に1mm程の投射材をぶつけ、
錆びや汚れ、表面遺物層を除去し、さらに凹凸を作る技術。

①塗装する前にブラストすれば、塗装がぐんと長持ち

塗装する前にブラストして、黒皮を剥がしておけばボロボロにならず長持ちします。

※黒皮(くろかわ)って?
鉄の製造工程で出来る酸化被膜
(非常にもろく、無数の小さな穴があいた薄い膜)

ブラスト加工の最大の目的は、表面に凹凸を作り、塗料をしっかり密着させること。
塗料の性能を100%ひきだすためには、ブラスト加工が不可欠です!

ショットブラストに使用する投射材(SS丸1.4mm・これ以外の投射材も使用しています)
このような鉄の球などをぶつけて、塗装や膜を剥がしたり、表面を凸凹にしたりします。

どうしてブラスト加工が必要なの?

②錆や古い塗装もきれいに落とせる

錆びついた製品は廃棄してしまうことも多いですが、ブラストすれば新品同様の輝きが蘇ります。
また、ブラストで金属がの表面をたたき続けることにより、耐久性や安全性も高まります。
(刀の鍛造の原理)